• チャートとスマホ

株と為替が台湾人と日本に及ぼす影響について

日本と最も関係の良好な国の1つと言えば、台湾が挙げられます。日本人に対して好意的な感情を抱いてくれている台湾偉人の多くは、数年前に経験した大きな震災時には、多くの支援をしてくれたことで知られています。このような経緯もあり、日本人の多くも台湾人に対し良い印象が強くなり、経済的な結び付きもより強くなってきました。
そして、台湾では国の方針を決める台湾総統選挙が行われています。かつては、中国と結びつきを強くすることで、経済的恩恵が得られるとしてきた台湾政府ですが、中国経済の失速も背景として、中国との結びつきを弱めようとする動きが出てきています。特に、若者の世代を中心に、台湾の独立を訴える声が多く、今後は台湾人にとっても大きな転換期を迎えていく可能性が高いと言えます。
このように、中国への依存を脱却することで、台湾人は日本へとより向かっていくと想定されています。経済的結びつきもより強くなり、TPPへの参加も可能になると予想されています。こうした状況に変化すると、台湾からの旅行客は益々増加していく可能性が高く、日本の旅行業界や航空業界などにも大きな恩恵があると考えられています。
以上のように、台湾との結びつきが強くなることで恩恵の多い両国関係ですが、1つ不安要素もあります。それは、初年度から続く株安と為替の動向です。昨年までの日本は、アベノミクスの影響もあり、株高と為替相場は円安の状態を維持していました。しかしながら、今年に入ってから中国経済の先行き不透明感と、原油価格の大幅な下落とが重なり、株安と為替相場の円高が発生しています。特に円高の状態になると、台湾などから来る外国人旅行客は減少すると想定され、インバウンド需要などにも深刻な影響を与える可能性が高くなってきました。